a disease called cancer of the thyroid

アラフォーのamianが甲状腺乳頭がんとお付き合いすることになった記録

明日から職場復帰

先週月曜に退院してちょうど一週間目の明日、職場復帰です。
退院後初めての受診がなんと退院から17日後なので、それまでは大人しくしておくべきだったのかしらとちょっと心配(今さら)

 

目下の困りごとは首にたまってしまっている浸出液(ポヨポヨした感じはまだある)と、多少ノドが詰まっている感じが残っていることでしょうか?
amianさんの職場は接客メインなのでどの程度ノドが回復しているかがポイントになります。今のところ、退院前の様な「声が出ない」という事態はクリアしているようなのでホッとしています。

 

とはいえ、甲状腺の2/3を取ってしまっているのですから、今までと全く同じように生活できるとは思っていません。探り探りやっていこうかと思ってます。←若干自分に言い聞かせている

自宅療養、そして暇なのでまとめてる

自宅に帰ってまいりました。できないことは「湯船につかること」と「首がのけぞった体制で長時間いること」「直射日光にカバーなしで当たること」くらいかな。
歯医者や美容院なんかももう少し時間を置いた方がいいみたい。
まだ傷口の腫れが治っていないのでちょっと息苦しさや嚥下のし辛さを感じます。
あと大きな声も出しづらい。でも普通に生活はできてます。

 

今回入院で役立ったものなんかを考察してたんですが、

・筆記用具(とくにペンホルダーになるタイプのA6リングノート)
 病床で役立つ上に医者にも貸し出しができる!!

・付箋
 母に家から持ってくる物を頼むとき、口頭だと忘れられるので…。
 自分用メモにも役立った。

・タンブラーとティーバッグと500mlペットボトル用ストロー
 「エアコンで乾燥しがちなのでお茶は常に飲みたい。でも買うのは経済的にどうよ」って時に役立つ。湯沸かし器で熱湯がもらえたのでできた技。
 上を向いてごくごく飲むのがつらい間はストローが役立つ。タンブラーの飲み口にストローが入った時は脳内ファンファーレが鳴り響いた。

・大量の本(amianさん事前に30冊準備)
 それほど頭は使わないけど、文字を読むことで時間つぶしになる児童書が役立った。
 個人的に昔から大好きな「大草原の小さな家」シリーズが最高。
 漫画は先が読みたくなって30冊じゃ足りない(漫画馬鹿)

ふりかけ
 病院の食事は基本白飯多め。食事制限なければあった方が完食しやすい。
 amianさん大好きな「ゆかり(梅入り)@三島食品」を持参。

 

(女子的に)

・おりもの用シート
 自分で洗濯できずに母に託さねばならんのでちょっとね。環境的に無香料がベスト。

・ふき取り用化粧水とコットン
 amianさんはオードムーゲ@小林製薬を愛用中。ミントとかの香料入ってないのがベスト。
 顔を水洗いできない時にふき取ると気持ちいい。

入院7日目(退院日)

今朝も結局喉はガサガサ。
もうこれがしばらく普通だと思わなきゃいけないのか…。

 

H先生とその手下たちが絆創膏をはがしに来てくれた。
傷はきれいになっているとのこと。
ただ、患者から言わせてもらえば十分グロテスクです。←個人的意見

 

持ち込んだ荷物なんかを片付けていると歯科からの呼び出しが。
歯科に出向いてきれいにクリーニングしてもらいました。
今回しっかり歯周ポケットや歯石の状態をチェックしてるので、
3か月に1度通ってる歯医者の次回予約を遅らせても大丈夫ですよとのこと。
忘れないようにTELしなきゃ。

 

歯科から帰って、事務連絡やら申し送りやらおわって9時半くらい。
家族は10時前には来るはずだけどまだ来ていなかったので、傷口をカバーする肌色テープを売店へ買いに行き、さっそく貼ってみることに。
病院へははさみを持ち込めない(事故防止のため)ので看護師さんを呼び出して教えてもらうことに。
直接触ってみるとなんか患部がポヨポヨ腫れてる感じ。
これはそのうち治るから大丈夫とのこと。
この夏はテープとストールが必須品です。日焼け厳禁!!!

 

まだ来なーいとしびれを切らすamianさんに病棟事務のお姉さんが忍び寄り、
「大変申し上げにくいんですが、次の入院患者さんが来てるんで荷物を移動していただいてもよろしいですか…」とのこと。
あーあーあー、いいですよいいですよ。大人なんで空気読みます。
まさかの追い出され系退院でした(爆笑)

入院6日目

相変わらず朝は喉ガサガサ。

H先生ご帰還。朝の回診は白衣とジーンズだった。
いつもは緑のスクラブ(手術着)と白衣なので日曜日で外来がないことを実感。
傷はきれいな状態らしい。
「明日、傷を覆っている絆創膏とって退院だね。」とのこと。
きっちり7日間入院。予告通り。

 

洗髪してもらって、首から下のシャワーは許可が出た。
昨日暑かったのでさっぱりしてウレシイ。

 

ヤクルト(54円)を買うためだけのために売店に行く話をしてる妹を不憫に思ったのか、長姉がセブンイレブン限定の「毎日飲むヤクルト」を差し入れてくれた。
脂肪0、それ大事。

毎日飲むヤクルト | ヤクルト本社

入院5日目

相変わらず寝起きは喉ガサガサ。
結構凹む、コレ。

H先生は今日も出張で不在らしい。ドレーンの抜管は手下1手下2が担当とのこと。

8時ごろ手下たちが回診。
おもに手下2(自衛隊顔の研修医)が抜管を担当。
手下1は傷口をカバーしていた絆創膏をタメ口聞きながらはがしてくれた。
つい「お前が中2の時オレは中3なんだよ!(モリタゴーの名言)」と言いそうになった。謎。

昨日(入院4日目)と今日(入院5日目)は血圧が120-80位だった。
ふだんが110-70とかなのでちょっとびっくり。
めっちゃ正常域なので何の問題もないんだが。

 

土曜日ということもあって看護師さん少なめなのか若干放置気味。清拭も洗髪もなし。
まあ、amianさん程度の患者は放置でも問題ないわな。

普段、毎日ヤクルトと野菜ジュースで腸内環境を整えていたのにここ何日か飲んでなくてお通じがない!
昨日(入院4日目)から売店にヤクルトを毎日買いに行き、
自宅から持ってきてもらった野菜ジュース飲んでます。
徐々に腸内細菌さんたち復活中!!
※売店にばら売りのヤクルトゴールドがあったのでそれを飲んでた。
 グルコサミンローヤルゼリー、カルシウム配合のシルバー向けプレミアバージョン!

入院4日目

朝の看護師さんの巡回時に「amianさん、おはようございまーす」って言われたのでお返事しようとしたら・・・声、出なかった。
めっちゃガサガサ。ちょっとショックだった。

 

7時半ごろH先生が回診に来たのでそのことを話してみる。
昨日はちゃんと出てたから様子見ようねといい、出張に出かけて行った。
勤務医って忙しいなあとしみじみ思った。いつ自宅に帰ってるんだろう?

8時過ぎに手下1と手下2が回診に来る。
手下1は最初研修医だと思ってた位童顔。
ちゃんと外科の勤務医らしい。
amianさんがつい看護師さんにも確認したくらい童顔。
看護師さんの間でも有名なくらい童顔。
(ちなみに手下2は研修医)

午前中暇なのでトロトロと寝て過ごし、病院売店に買い物に行ったら途中のエレベーターで知り合いに出くわした。
しまった、極秘入院がばれる(マテ)

午後は出くわした知り合いが訪ねてきてくれたり、
仕事帰りの長姉がおやつとお茶と雑誌を差し入れてくれたり、
職場の同僚がお見舞いに来てくれたりと来客いっぱい。

 
痛み止めもらっていい感じに寝た。

向かいのベットで呻き声をあげてたばあさんは午前中にナースステーション前の部屋(重患部屋)に移動。移動した先でも呻いてた。がんばれ、ばあさん。

入院3日目

朝イチで採血を終え、朝の巡回の看護師さんから「点滴は昼には終わるし、H先生からOK出れば諸々の管を取って朝ごはんだからもう少しがんばれー」と励まされる。
すでにamianさんにはご飯を与えておけばご機嫌だということがバレているらしい。

7時半過ぎにH先生と助手たち(ここら辺から手下1と手下2と呼ぶようになる)が回診。傷やドレーンの様子を見に来た。
「イラッイラするくらい細かく縫ったし、傷口に貼るテープもいいやつ使ってるからきれいに治るといいですねぇ」とニコニコ話していった。
廊下で看護師さんが「Hせんせー、水分OKですかー?」と大きな声で聞いてくれてる。そうそう、そこ大事(ビシィィ)

吸い飲みでお茶と痛み止めと胃薬を入れてもらう。ふぁー、水分うめえ(半泣き)
そしてあさごはーん(歓喜
いきなりもう常食が出てくるんだけど完食!牛乳うめぇぇぇ!!!

 

 

あまりの顔のアブラに我慢できず、顔をふき取り化粧水を付けたコットンで拭く。一気にまっ黄色になってビックリ。だいぶ汗かいていたみたい。
導尿の管を抜いてもらい、清拭もしてもらって、手術着からパジャマと下着に着替えて一息。一気にすっきりする。

どんどん歩いてねーと言われたので病棟を散歩したけど、昨日一日寝てたせいかすこしふらふらする。
首はつっぱっているのでアゴを引いていた方が楽。大きな声や高い声が出づらい。

両親にお願いした自宅で使ってるテンピュール枕も到着。
やっぱり枕って大切。(無断で持ち込んだが何も言われなかったのでヨシとする)

11時半ごろ洗髪してもらう。ああもう気持ちいい~(極楽)

痛み止めや胃薬の力も借りながら、
次姉の差し入れてくれた漫画や本をゆっくりと読んだりで過ごしてました。